Diary Of My Life

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My favorite thing to spell out for indulgence

セラピストとは?

 

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「アロマセラピストの仕事ってどんなことするの?」

「今の仕事はどんなことをしているの?」

と、よく聞かれます。 で、結構答えに悩みます。

 

というのも、「アロマセラピスト」という肩書きはありますが

実際に今している仕事は「スパセラピスト」でちょっと違う。

 

私自身が色々と直面したこともふまえつつ、

ちょっと違いについて書いてみようかなと思います*

 

 

アロマセラピストとは

 

アロマテラピーaromathérapie)またはアロマセラピー

aromatherapy)は、一般的には、精油(エッセンシャルオイル)、または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクセーションストレスの解消などを目的とする療法である

精油を使った医療は、アラビアヨーロッパで昔から行われている伝統医学・民間療法のひとつである。1990年代以降世界的に普及した。ストレス、うつ病、不安、睡眠の質、月経困難症、女性の性欲の刺激、疼痛にに有効であるとシステマティック・レビューにより示され(がんの疼痛は緩和しないようである殺菌作用を持つ精油は、石鹸などに配合されたり、歯科などでも模索されている。現代では、自己管理の健康法としても用いられている)

 

                        (Wikipedia   参照)

 

 

Wikipedia、素晴らしい(引用したがり)

 

 

イギリスでは民間療法として認められており

実際に、癌治療センターやホスピスでの緩和ケアとして

アロマセラピーが用いられています。(日本は不認可・・・)

また、精神面への働きかけも期待できることから

カウンセリング重視のアロマセラピストの方も多くいらっしゃいます。

 

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 アロマセラピーについて理解を深めることは独学でもできますが

精油に含まれる芳香成分は、

自然のものだからと甘く見てはいけないほど強く危険なものもあり、

また脳や身体へどのような働きをするのか

深く知る必要があるため、解剖学・生理学は必須です。

 

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必死に覚えたホルモンたち・・・もうすでに遠い記憶。(笑)

 

私が取得したIFPAは、併せて栄養学・病理学も学びました。

 

資格を取るメリットは(特に国際認定資格はお強い!)

確かな情報が得られること、信頼の証となること、

独立・開業に役立つ、セラピスト同士の繋がりが持てる・・・

 

 

しかし正直なところ、

資格取得は、すんんんんごく!大変でした!!

すごく専門的な分野なので、

最低5回は心がポキッと折れました。

 

でもアロマセラピストを目指したい!という方には

本当に強くおすすめしたいです*

なぜなら、知識を持つことは自信に繋がります。

自分自身、身近な人も癒すことができますし

資格があるということは職探しも優位です。

 

 

 

ホテルスパセラピストとは

 

これは、マッサージセラピスト・ビューティーセラピストも含みます。

(そのスパによって若干差異があります)

 

スパとは、「美と健康の維持・回復・増進を目的として、 温泉・水浴をベースに、くつろぎと癒しの環境と、様々な施設や 療法などを総合的に提供する施設」

(ISPA:International Spa Associationの定義より)

 

らしいです。(またもや引用)

 

「心」「気」「体」のバランスを整えて、

美容・リラックス効果を得られる施設の中で受けられるサービスに

特化した人たちが「スパセラピスト」と称されています。

 

 

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☝︎ 今働いているスパの

    トリートメントルーム、ジャグジー。浸かりたい。

 

 

これも本当にそのスパによってだいぶ違うと思いますが

私が今いるところは、ほとんどのお客様が

60分、もしくは90分のフルボディマッサージ。

 

日によっては、

短いメニューの方も合わせると1日6〜7名の施術を行うことも。

(日々汗だくでスパ内走り回ってます。笑)

 

フルボディマッサージは、

優しいタッチのスウェディッシュ、

筋肉への強いアプローチをかけるディープティシュ、

温かい天然石を使ったホットストーンなどがあります。

 

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☝︎ これはホットストーン。前のスパでのトレーニングの様子

 

美容系のメニューだと

フェイシャル、ボディスクラブ、ネイル、脱毛など。

 

私はビューティーの資格を持っていないので

ネイルや脱毛はできません。

フェイシャル、スクラブは

以前のスパでトレーニングしてもらえたのでどうにか。

 

でも早かれ遅かれ、資格は必要になると思うし欲しいので

CIDESCOの取得を検討中です。

 

www.cidesco-nippon.or.jp

 

スイスの国際認定資格ですが、日本でも取得可能。

(IFPA保持者は最短コースで資格取得が可能かも?!

 今全力を挙げて調べているところですっ)

 

求人を見ていたときに、一番有利だと感じたのはこの資格でした。

あとはITEC(英国民間資格)もまんべんなく学べるし有利。

 

マッサージメインより、ビューティーに力を注ぎたい!て方には

すごくおすすめな資格だと思います*

 

 

 

アロマセラピストとスパセラピストの違い

 

共通していることは、トリートメント(治療)を行うこと。

IFPAでも実技を学びますし、ケーススタディという

症例レポートの提出(50ケース以上)が必要なので

在学中に技術も身につきます。

 

スパやサロンで働く場合、

大体のところは、一人一人のお客様とじっくり話して

精油をブレンドしたり、そういったことはできません。

 

ラベンダーやローズといった万人受けの精油をブレンドした

既成のオイルを2〜3種類用意して選んでもらうとかが精一杯。

 

時間厳守!回転命!だから、残念ながらこんな現実です・・・。

 

しかし

1日何人も、骨格や体型、性別も違う方々を施術していくので

トリートメントの技術レベルは格段にアップすると思います!

 

ただ、アロマセラピストとして仕事がしたいという場合には

ちょっと違うかも、って思うかもしれません。

 

 

では具体的にアロマセラピストとしては

どのような仕事があるのか。

 

前述した通り、

イギリスではアロマセラピストは病院に駐在することが可能です。

(すべての場所で許可されているというわけではありません)

しかし、その多くはボランティアによるセラピストの方々だそうです。

 

今月から私もホスピス(緩和ケア施設)にセラピストとして行く予定ですが

ボランティア活動なので一切の賃金は発生しません。

 

アロマセラピストとしての知識を向上するためのセミナーや

学会なども定期的にイギリス各地、日本でも行われていますが

参加費用がかかりますし、勉強なので仕事とはいえません。

 

 

・・・という感じで、今私が肌で感じることは

アロマセラピストに特化した仕事を見つけることは難しい。

 

ロンドンに来て、セラピストとしての就職活動を始める際に

最初に当たった壁がまさにこれでした。

 

 

色々と悩んだ末、私が出した現状での結論は

 

① アロマに携われなくてもまずは技術や接客を磨きたい!

② アロマに携わる機会はどうにか作る!お金や時間がかかっても!

 

いつか自分の中で、技術と知識と経験が合致して

自分だけの何かが出来上がれば良いな〜と*

 

と言いつつも、

もどかしさだったり英語の壁だったり知識不足を痛感したり・・・

まだまだ修行が必要です。先は長そうだ〜。

 

 

なんだか散らかってしまいましたが、セラピスト(私)の実情でした!

 

 

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